信念を変えなければ、永続的な変化を生み出すことはできません。
素早い変化を望むなら、まず、「今この瞬間にでも、自分は変われる」と信じることです。
「一瞬にして変われる」という信念を持つことが大事です。
変化は起こるべくして起こります。
それが今であってはいけない理由はないです。
結局、自分がその気になれば変わることができます。
自分が自分のよき相談役となって、「いかに生きるべきか」をマスターしていくのです。
そのために、3つの信念を身につけて下さい。
①絶対に変わらなければならない
「変わるべき」でも、「変わるかも」でもなく、「絶対に変わらなければいけない」と信じることです。
「痩せるべきだ」とか、「人間関係を良くすべきだ」という表現をよく聞きますが、「すべき」といくら繰り返しても、一向に変わりません。
「しなければいけない」状況に陥って初めて、人生の質を変えるために行動を起こせるのです。
②自分の力で変えなければならない
変化を起こすのは「自分」だと考えることです。
そうでないと、誰かが変えてくれるのを待っているか、失敗しても自分の責任ではなく、人のせいにしてしまいます。
自分で責任を持って起こした変化でなければ、決して長続きしません。
③自分は変わることができる
「変わることができる」と信じなければ、成功のチャンスはゼロに等しいです。
以上の3つの信念がないと、どんなに変化を起こしても決して長続きしません。
減量でも、禁煙でも、自分の人生に変化を起こせるのは、他の誰でもなく「自分」だけです。
目標達成に向けてせっかく努力し始めても、すぐ途中で投げ出してしまうことがあります。
そんな時は、その目標に対して相反する考えや感情を抱いていることが多いです。
例えばビジネスを始めてみたものの、浮き沈みが激しいという場合は、「苦痛」と「快感」という相反する感情をビジネスに結びつけていることが多いです。
お金に対して相反する感情を抱いている人も多いです。
誰でもお金は欲しいです。
お金があればもうお金の心配はしなくていい、経済的に安定する、社会に貢献できる、旅行も好きなだけいける、好きなことを学べる・・・肯定的な面は沢山あります。
ですが、その一方で、お金持ちは強欲で信仰心や道徳心に欠けるという先入観、否定的な連想を持つ人は少なくありません。
だから、お金を儲ける人が非常に少ないのです。
脳は意思決定をするプロセスで、この行動は苦痛なのか快感なのか、天秤にかけているのです。
脳にとっては「感情の強さ」がとても重要です。
お金に関して肯定的な考えをいくら沢山持っていたとしても、非常に強烈な否定的感情が1つあると、それだけで脳の天秤はマイナスに傾いてしまいます。
そのため、経済的成功は望めないことになります。
目標達成のために、感情をコントロールできるようにして下さい。