メリット？デメリット？
FXは株と違って24時間トレードできます。
これはメリットなのか？
確かにメリットとなる部分も多いです。しかし、デメリットも同じぐらいあります。
まず、人間は24時間起きていることすら辛いのに、24時間相場を張り続ける事は不可能です。精神的にも肉体的にも無理だと思います。
特に言いたいのは、レバレッジをかけた取引ではリスク管理をきちんとしないと、たった1回の失敗が大きな額になる事もあるという事です。
ここは逆に考えて、24時間トレードできるのはデメリットとし、このデメリットを解消する方法を考えていきましょう。
①相場を見ることが出来ない間の急変動に対応する為、ストップロス（逆指値）の注文は必ず設定する。
②効率よく利益を上げる為に、時間を限定してトレードする。
効率の良い時間とはいったいいつなのか。
②に関しては、私はサイクル理論という理論をお勧めしています。
私はエントリーする時間帯がある程度決まっています。
例えば、９時～１１時、１５～１７時、２３～１時だったりとか
ある程度傾向ができますね！
「相場が動く時間」が存在する
色々な投資手法があり、色々な考え方ありますが、まず、相場は動かないと話になりません。
為替相場が最も動く時間は、日本時間の夕方から夜中までです。17時～27時（AM3時）ぐらいまでで、コアタイムは20時～25時（AM1時）ぐらいまでとなっています。
この時間帯はロンドン市場が開き、NY市場も動き出し、多くの経済指標も発表される為、値動きが活発になります。
もっと限定するのであれば、経済指標が発表される時間です。NY時間の朝8時30分と10時は毎日の様に経済指標が発表される時間でもあります。
これは日本時間に直すと、サマータイムの時で21時30分と23時となり、冬時間にはこれが22時30分と24時となります。
NY株式市場オープンも重要です。これはNYタイムの朝9時30分に当たり、日本時間で言うと、夏時間で22時30分、冬時間で23時30分となります。
取引時間をこの辺りに限定して効率よく稼ぎたいですね。
相場の動かない時間
東京市場がメインとなる時間帯は、9時55分頃と言われる仲値や、早めの欧州勢が参加しだす15時以降以外はほとんど動かないと思っても良いでしょう。
為替相場はグローバルな市場であり、日本人としての立場だけで考えるとうまくいきません。
主要プレイヤーである欧州勢やNY勢の立場で考えたいところです。
動く時間を知る事は、効率よく稼ぐ為の第一歩であり、うまくリスク回避する為に必要なことでもあります。
既にポジションを持っている場合は、動く時間を知る事で何らかの対応ができるという訳です。
逆に、だらりとしたトレードをしていると、集中力を欠いた時間帯に大きくやられたり、ロスカットをミスって大損したりという事もよく起きます。
1日の流れを把握して相場に向かって欲しいです。
