失敗の先には!?
結果が「成功」か「失敗」かを決めるのは、自分自身です。
IQもそうですが、”一般的な指標”はあくまでもひとつの”目安”でしかなく、自分の人生を決める「判断材料」にはなりません。
他人の目から見て「失敗だ」と思うようなこと(例えば、希望校に受からなかったこと)が、自分の人生において本当に失敗なのかどうかは、自分にしか分かりません。
10年後、希望校に受からなかった自分は、自分が誇れるものを見つけて、誰にも負けない成果を出しているかもしれません。
希望校に受かったことで満足してしまった人は、つまらない人生を送っているかもしれません。
「失敗」の数が多い人ほど、伸びる可能性を持っています。
昔から語り継がれていることですが、発明の父、トーマス・エジソンの言葉に、「私は失敗などしていない。うまく行かない方法を1万通り見つけただけだ」というものがあります。
歴史に残る圧倒的な成果を出したエジソンは「天才」と言われていますが、これだけの失敗をしたからこそ生まれた天才なのです。
さらに、こんな言葉も残しています。
「私たちの最大の弱点は諦めることにある。成功するのに最も確実な方法は、常にもう1回だけ試してみることだ」
1つの失敗を、「失敗」として諦めてしまったら、そこで終わってしまいます。
多くの場合において、「1度の失敗」を「天から下された決定事項」のように考えて、諦めてしまう人が多いです。
「失敗」を「失敗」と思わない能力。
「才能」とは何かについて、色々と考えてきましたが、どんな時も、どんなものからでも「成功の種」を見つけることのできる人を、「才能のある人」と言っていいのではないかと思います。
つい人は自分の「今」と「周囲」に視線が集まりがちです。
しかし、人生には”その先”があり、世界は自分が思っているよりずっと広いです。
成功を信じた人の所に、成功はやってきます。
もう1つ、エジソンの言葉があります。
「もちろん、生まれつきの能力の問題も全く無視はできない。それでもやはり、これはおまけみたいなものだ。絶え間なく、粘り強く努力する。これこそ何よりも重要な資質であり、成功の要といえる」
「生まれつきの能力」は、おまけです。
「失敗」を「失敗」とは思わずに、「才能のある人」になって下さい。