FXをやっているとよく耳にする「窓(ギャップ)」
今日はこれについて少し説明したいと思います٩( ᐛ )و
FX 窓(ギャップ)の習性
窓とは
週明けに、週終わりと週初めのローソク足の間に 何もない空白が生まれる現象 の事をいいます。
本来週明けのチャートは、週終わりの値になるはずですよね?
ですがチャート上に空白が生まれることがあります。
なぜか?
本来市場というのは、平日にのみ取引ができ土日は休場しているといわれています。
しかしイスラム圏では土日に開場している市場があり、少額ながら取引は行われているのです。
そう。欧米諸国が休場の間、イスラム圏で土日に取引されていた分の動きがチャートに反映され、窓として出現するのです。
よく「週末のポジションの持ち越しに注意しましょう」と言う人がいますが、これは
土日に大きな有事や経済指標材料が出ると大きく窓を開ける事があるからです!
もしロングで保有していて、土日に何かが起き大暴落から週明けがスタートしたらどうしようもないですよね...
でも、「窓があいたからどうしたんだ?」という声が聞こえてきます。笑
というわけで早速窓の特徴を解説していきます!
トレードにも役立たせることが可能なので、しっかり覚えておきましょうね♪
窓埋め / 窓埋めトレード
窓には特徴がいくつか特徴があり、一番大きな特徴は
開けた窓を埋める動き = 窓埋め
と言われるものです★
これは週明けに窓が開く事により、ポジションを保有していたトレーダーが一斉に利確する事で起きる現象です。
例えば...
上昇トレンドでロング(買い)を保有していたとしましょう。
そして月曜日、上方向に窓が開いていると含み益が一気に上昇します。月曜日起きたら大幅のプラスになっているのです。
ラッキーですよね!でも窓あけはなぜ起きるんでしたっけ?
経済指標、材料がないと起きませんよね。
ですので多くのトレーダーはこれは一時的な物と考え、利益を逃さないよう一斉に利確をし始めるのです。
そうすると、利確の売りが重なり
上方向に開いていた窓が多数の売りにより埋めるような動き
となるのです!
つまり値飛びが起きた後に相場が窓開けの前の価値へと戻ろうとする現象、このような値動きを「窓埋め」と呼ぶのです。
この窓埋めは多くの場合で起きるので、窓埋め専門トレーダーが存在するほどです笑
しかし、相場に確実はありません。
月曜日に開けた窓は必ず埋まると言うのは、
「100%では無いとしても、窓を埋める傾向はある」
程度に覚えておくと、良いトレードの材料として扱うことができますね(*´◒`*)
まとめ
- FXの週明けには窓ができることがある
- 開いた窓は閉めるような値動きをする傾向がある
- 100%では無い
- 数ヶ月後に窓を埋める事を狙う専門的なトレーダーもいる
窓埋めトレードは世界中のトレーダーが注目し想定した動きになりやすい為、
比較的勝率が高いといわれています。
全ての手法、言葉を覚える必要はありませんが、1つの知識として引き出しを多く持っておくことはとても良い事です。
何が起きても、知っている事象や知見を照らし合わせて冷静に対処することができますからね!
引き出しを増やし、様々な要素を組み合わせ「勝てるトレーダー」を目指しながら、来週からも淡々とトレードしていきましょう♪