皆さんは自分が変化できると思っていますか?
変化できない人の典型は、変われないと思い込んでいる人です。
今まで多くの人を見てきましたが、なかなか変われない、成長できない、成長が遅いという人がいました。
多くの理由は、スキルの問題ではなくて、単に「変われないと思い込んでいる」ことです。
ほとんど、「自分でそう決めているからそうなっている」に近いです。
自分の気持ちの金縛りに遭っている状態です。
私達が力を発揮するのがいつかと言えば、無我夢中で取り込んでいる時、我を忘れて一心不乱の時などで、そういう状況であればいつの間にか壁を乗り越える事ができます。
自分でもできないと思っていたことができるようになります。
悩む時間もありません。
一心不乱なので悩みません。
悩むということ自体、無我夢中ではないですし、あえて言えば、「暇があるから悩んでいる」「本当の意味で切羽詰まっていないから悩んでいる」という事でもあります。
言い換えれば、どうやって雑念を捨てる事ができるかです。
「自分はそう簡単に変えられない」「頭が固いと言われたって、できないものはできない」と言い続ける人は、「何のためにそれを言っているのか」「それはある種の自己満足、趣味ではないのか」「その方がなんとなくかっこいいと勘違いしていないのか」と考えると、何か発見があるかもしれません。
実際、「変われないと思い込んでいる」という意識すらないので、無意識の内に自分の行動を束縛しています。
危機意識が強ければ、こういう事にはあまりなりません。
少し振り返ってみると何か発見があると思います。
変われないと思い込んでいる人の次に多いのは、自分には自信が無いと思い込んでいる人です。
自信が無い人と言うよりは、自信が無いと思い込んでいる人です。
これは自信というものに対しての意識過剰だと思います。
「自分には自信がないからできるはずがない」「自分は自信なんか到底持てない。今までもずっとそうだったし、これからも自信はない」という感じになります。
こんな事を心配する人は、急いで動いて何か結果を出さなくてもいい人、自信があるないに関係無く、そもそもやる気があるのだろうか?とも捉えれます。
能力があるから自信がある、実績があるから自信がある、というほど自信というのは簡単ではありません。
客観的に能力がものすごくあっても、自信のない人はいくらでもいますし、実績が色々あっても自信のない人はそれこそ掃いて捨てるほどいます。
言い換えると、自信は水のようなもので、どうにでもなる、どうにでもなってしまうものです。
もちろん、無理に自信を持とうとしても辛いモノがありますが、それ以上にもったいないのが自信が無いと思い込んでいる人です。
自分で自分の能力を発揮できなくしてしまうので、そういう風に考える必要は全くありません。
人間には「自信」というリミッターが付いています。
このリミッターの上限を上げる、もしくは外すという事をすればもっと飛躍する可能性があります。
私達人間には無限の可能性があります。
無限を有限にしてしまっているのが思い込みです。
自分が思った事は現実化できると強く思い込んで下さい。